埋没法
埋没法は普通「留める方法の二重手術」としてよく知らせていて、「非切開法」とも呼びます。この方法は、皮膚切開を行われずに小さな針孔で糸を通過させ二重を作る方法です。瞼を貫通する直径1mm程度の穴を3~4個くらい作って、縫合口を皮膚から結膜に入れて他の穴から出した筋肉と皮膚が付くように結び目を作ります。
埋没法の手術対象
1.脂肪が無く、瞼が薄くて弾力が良い場合
2.瞼の皮膚がたるんでない場合
3.元の二重のラインに薄い二重線が生じる場合
4.細い奥二重を希望する場合
埋没法のメリットとデメリット
■メリット
1.皮膚を切開しないので、腫れがほとんどなく、傷跡が残らない。
2.手術が簡単で所要する時間が2~30分以内で終わる。
3.自然な二重のラインを作り、手術した跡が見えない。
4.部分修正も簡単なので、再手術でも簡単に矯正ができる。
5.術後、3~4日目から洗顔と化粧が可能で、日常生活への復帰が早い。
■デメリット
1.二重が取れたり、たるんだ皮膚や筋肉、脂肪の除去が不可能。
2.皮膚切開を行わないので、皮膚がたるんで二重の幅が狭くなることがある。
3.皮膚が薄い場合、糸の結び目が触られたり、見える可能性がある。
4.脂肪や筋肉が多い目や皮膚がたるんだ目は手術が難しい。
切開法
■部分切開
部分切開法は切開法と埋没法の長所を集め、自然でスッキリする目もとを演出します。
切開法と埋没法の長所を集めた方法で単純に糸で癒着させる埋没法より、積極的に癒着を人工的に誘導するので、二重が取れる確率が減ります。瞼の皮膚のたるみが酷い目や傷跡が酷い場合、再手術を通して最小限の切開で皮膚のたるみを解決し、傷跡を最小化することが可能です。
■完全切開法
切開法は伝統的に一番普遍的な方法で単語のように皮膚切開を通じてたるんだ瞼と筋肉、脂肪層を除去し、確実に二重を作る方法です。したがって、瞼がたるんだり、筋肉や脂肪の除去が必要な場合、又は眼瞼下垂矯正が必要な方に適切な方法です。手術時間は約30分~1時間程度かかり、術後4~5日目に抜糸を行います。
人により腫れが引かれる時間差が少しあるが、術後、腫れは約1~2週間で70%が引かれ、残りの小さいむくみは2~3ヶ月くらいで徐々に引かれます。
切開法の手術対象
1.皮膚のたるみがあり、瞼の皮膚の余裕が多い場合
2.皮膚が厚く、筋肉及び脂肪層が太い場合
3.たるんだ皮膚及び脂肪の除去が同時に必要な場合
4.眼瞼下垂で目が眠く見える場合
5.再手術の場合、二重の線が高く、傷跡を除去する場合
クマ(切開法の手術対処と同じ内容)
1.皮膚のたるみがあり、瞼の皮膚の余裕が多い場合
2.皮膚が厚く、筋肉及び脂肪層が太い場合
3.たるんだ皮膚及び脂肪の除去が同時に必要な場合
4.眼瞼下垂で目が眠く見える場合
5.再手術の場合、二重の線が高く、傷跡を除去する場合
切開法のメリットとデメリット
■メリット
1.脂肪が多く、脂肪層が太い目は切開法で手術する必要がある。
2.皮膚がたるんだ場合にもたるんだ皮膚を除去しながら手術することができる。
3.埋没法よりはっきりした二重を作ることができる。
4.全てのタイプの目に手術ができる。
■デメリット
1.腫れが引かれる時間が埋没法より長い。
2.目立たないが、手術の傷跡が残る。
3.局所麻酔で行い、手術時間は1時間程度所要する。